File: [jp.NetBSD.org] / othersrc / mgl / mgl2 / HowtoUse.doc (download)
Revision 1.12, Wed Mar 14 13:54:35 2001 UTC (23 years, 1 month ago) by suz
Branch: MAIN
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lines
o mglsvr
アプリタイプ強化
AT_WHOLE -- 画面全体を使う。
AT_LMAIN -- メイン画面が2段のときに 1段のサイズの画面を使う。
mgterm -w オプションで、AT_WHOLE 指定
-l オプションで、AT_LMAIN 指定
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使い方 の説明
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MGL サーバ
MGL サーバは標準で次の2タイプをサポートしています。
X 版サーバ
Console 版サーバ
サーバに接続するためには、環境変数 MGL_DISPLAY に
basename `tty` を設定します。
例:
setenv MGL_DISPLAY ttyp2
注意)
tty が /dev/pts/0 を返す場合 MGL_DISPLAY は "0" になります。
最初に接続した クライアントが終了するとサーバも自動的に
終了します。
操作
フォーカス切替え F10
フォーカスを切替えます。
メインアプリは、アイコンが枠で囲まれ、
ミニアプリは、ミニアプリ領域全体が枠で囲まれます。
画面の切替え F9
フォーカスされているウインドウのアプリケーションをバックグラウンド
にします。
画面ダンプ F8
いまのところ、デバッグ用です。
サーバを立ち上げたディレクトリで、"screen.mgr" と "screen.xpm" が
生成されます。
マウスでの操作
アイコンのクリック
クリックすると、フォアグラウンドになります。
既にフォアグラウンドの場合 フォーカスします。
時計アイコンのクリック 時間/日付の切替えです。
次のような立ち上げ方ができるようになりました。
mglsvrx -e コマンド名
MGL_DISPLAY を設定した上で system(3) で起動します。
mgterm も -e オプションをサポートしたので、
mglsvrx -e "mgterm -e login"
などとすると、login: が出ます。
環境変数
SCREEN_SAVER_PROGRAM=プログラムのパス名
SCREEN_SAVER_DELAY=数字
SCREEN_SAVER_DELAY(秒)の間 キー入力やマウス入力がなかった場合
SCREEN_SAVER_PROGRAMを起動します。
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mglsvrx ---- X window の上で動く MGL サーバ
各ユーザの権限で実行します。
通信用の リソースは、$HOME/.mgl/mgl.xx.${TTYNAME}です。
異常終了した場合、上記リソースが残る場合があります。
次の立ち上げの前に、消してください。
起動オプション
-d メイン画面を2画面にします。
-t タスクバーを使いません。
-m ミニアプリを使いません。
X 版のみ(?)のオプション
-s 画面タイプ
ppc 240x320 ミニアプリなし
hpc 640x240 (デフォルト)
vga 640x480
320x240 320x240 タスクバーミニアプリなし
など 上記以外のタイプは動作確認していません。
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mglsvrcons ---- Console の上で動く MGL サーバ
console の上で動く MGL サーバです。
動作環境には OS によって2通りあります。
1) root 権限でないと実行できなもの svgalib 版
通信用の リソースは、/var/run/mgl.xx.${TTYNAME} です。
2) 各ユーザの権限で実行できるもの --- たぶん hpcmips 版 および
PocketBSD/PocketLinux 版
通信用の リソースは、$HOME/.mgl/mgl.xx.${TTYNAME}です。
一般ユーザに 画面リソースを開放できている OS は、2) できていないもの
は、1) になります。
異常終了した場合、上記リソースが残る場合があります。
次の立ち上げの前に、消してください。
GENERIC な立ち上げオプションは、
-d -m -t のみ。
ちなみに svga 版では、
-s 画面タイプ
vga 640x480 4color (デフォルト)
320x240 320x240 256color
ppc 320x240 256color (回転)
になります。
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付属アプリケーション
mgterm
--- デフォルトの TERM を mgterm にしました。
termcap/terminfo の設定方法を mgterm.doc に追加しました。
詳しくは、mgterm.doc を参照してください。
MGL1 の機能はすべてサポートしています。
-ここでは簡単な説明を
-i
tty の引き継ぎ。バックグラウンドで動かすとき -i が必要な
ようです。
-m
ミニアプリ領域での起動。
サーバ環境のとき、ミニアプリ領域で起動できます。
-w
画面全体を使うオプション
サーバ環境でも有効。
-l -w と同じです。
サーバ環境では、2段のメイン画面のサーバの場合、
上下を合わせた大きさの画面を使います。
-f n
フォントサイズの指定
24, 16 ,12 が標準で指定でき、オプションフォントを
用意した場合、10(12x10 ぞろよしフォント) と
8 (8x8 恵梨沙フォント) が指定できます。
-s n
IM に領域を割り当てる。
n は、割り当てるサイズ(高さ)
割り当てた領域を使わないと宣言することで、
IM が常時使用できるようになります。
-e コマンド
シェル起動の変わりに system(3) でコマンドを実行します。
-r 白黒を逆転させます。( ミニアプリは変わりません )
環境変数
FGCOLOR 文字の色
BGCOLOR 背景の色
FGCOLOR0 - FGCOLOR7 色指定 ESC [ 3[0-7] m で指定する色
BGCOLOR0 - BGCOLOR7 色指定 ESC [ 4[0-7] m で指定する色
CURSOR_SHAPE カーソル形状
BLOCK(べた塗り四角)
UL(アンダーライン)
RECT(中抜き四角)
のいずれかを指定。
指定する色のフォーマット
#rrggbb (rr,gg,bb は 16進数 2 桁で red,green,blue に対応)
または、次の 名前
Black Silver Gray White Maroon Red Purple Fuchsia
Green Lime Olive Yellow Navy Blue Teal Aqua
-r オプションとの関係
-r をつけた場合、FGCOLOR と BGCOLOR, FGCOLOR[0-7] と BGCOLOR[0-7]
が入れ替わる。
フォント切替え機能
-f オプションで複数のフォントを指定した場合、
F8 で フォントサイズを動的に切替えられるようにした。
-f オプションのフォーマット
font_size1,font_size2, ... ,font_sizeN (スペースをいれないこと)
font_size は、8,10,12,16,24 または、16x11 など
例: -f 8,10,16x11,24
最初に表示されるのは、10x8 のフォント F8 で次のフォントに切替え。
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mil
画像 viewer です。詳しくは mil.doc を参照してください。
MGL1 の機能はすべてサポートしています。
png ファイルもミルことができるようになっています。
ここでは、追加オプションだけ説明します。
-m
ミニアプリ領域での起動。
サーバ環境のとき、ミニアプリ領域で起動できます。
追加になったオペレーション
< 画像の縮小
> 画像の拡大
F7 イメージファイルダンプ (デバッグ用)
F8 画面ダンプ(デバッグ用)
mini_mil
ミニアプリ専用版です。
/tmp/.mil_fifo にファイル名を送ると表示してくれます。
lynx と組合せて使います。
mdate
ミニアプリ専用版。
日付 と 時間が表示されます。
サポートしている OS では、実メモリの残りと スワップ領域の残り
サイズも表示されます。
mgnetmaj
詳しくは、xui の README をお読みください。
まだテスト中です。
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demos のプログラム群
demos のプログラムは、ほとんどテスト用 か サンプルプログラムです。
すこしはまともと思えるものだけ紹介します。
showcol ---- 色を表示します。
iconedit --- アイコンエディタ(のようなもの)
16x16 の mgr ファイルを生成します。
mgldialog --- ミニアプリ領域にメッセージを出せるように考えてみました。
biff などに応用できるかも。
vkdemo --- ソフトキーボードのデザイン用。
paicol ---- mgnetmaj デザイン用。
tap ---- キャリブレーション用サンプル。
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付録: カスタマイズの方法
環境変数に設定するかわりに MGLDIR/registry か $HOME/.mgl/registry
というファイルに設定することができる。
フォーマットは、
progname.変数=値
変数=値
progname は、プログラムの実行ファイル名 (__progname)
progname.変数=値 があるときは、従来のものをデフォルトとして優先させる。
値が空のときは、unset する指定とみなす。
環境変数では、progname_従来の変数 をサポート。(progname.従来の変数
でも良いが、sh 系シェルでは 設定できない)
対応している環境変数
MGLIM
MGLGP
MGL_MAXCOLOR (emx11)
MGL_WHITE, MGL_LIGHTGRAY, MGL_DARKGRAY, MGL_BLACK (emx11)
MGL_KEYMAP (obsoluted)
FGCOLOR (mgterm)
BGCOLOR (mgterm)
FGCOLOR0 - FGCOLOR7 (mgterm)
BGCOLOR0 - BGCOLOR7 (mgterm)
CURSOR_SHAPE (mgterm)
SCREEN_SAVER_DELAY (mglsvr)
SCREEN_SAVER_PROGRAM (mglsvr)
例: (registry ファイルの例)
mglsvrx.MGLGP=gpnine.so
mglsvrx のときだけ、MGLGP を設定する。
MGLIM=imcanna.so
mgterm.MGLIM=
MGLIM は、mgterm のときだけ設定*しない*